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レジオネラ菌に40名が感染し1名死亡
温泉施設で聞きなれない細菌「レジオネラ菌」での死亡事故がありました。
事故と言うより、今回は人災とも言えそうですね。
広島県の入浴施設で利用客40人がレジオネラ菌に感染し、男性1人が死亡した問題で、施設が会見を開き、衛生管理に不備があったと明らかにした。
「みはらし温泉」の中島康隆支配人は、「本当に患者様には、申し訳ございませんでした」と述べた。
引用:Yahoo!News
この温泉では3月上旬から中旬にかけ、日帰り入浴をした観光客が40名「レジオネラ菌」に感染し、うち男性1名が死亡しました。みはらし温泉では衛生管理に不備があったとして、謝罪会見をしています。
レジオネラ菌とは、そんなに危険な菌なのでしょうか?
レジオネラ菌の特性
レジオネラ菌は1976年にアメリカで221名が同時に肺炎になり、抗生剤で治療しても34名が亡くなったことにより、患者の肺から発見された細菌です。
人工的にはpH6.7~7.0(弱酸性~中性)、摂氏36度という極めて厳しい条件でなら培養できますが、自然界では藻やアメーバなどと共生することにより比較的どこにでも常在する菌です。
特に自然界の水を溜めている場所、生物の細胞内では簡単に繁殖し長期間生きていられます。
露天風呂や温泉という場では、しっかりお湯の衛生管理をしないと存在してしまう菌なのです。
ただ、通常は清掃や塩素での殺菌などで増殖を防げますが一回アメーバの細胞内などで増殖してしまうと塩素が届きにくくなり、殺菌を妨げてしまいます。
レジオネラ菌の感染経路
前述のようにレジオネラ菌は常に水が溜めてある場所で増殖します。池、湖、沼にも常在菌として生息しています。そして身近なところでは温度・湿度ともにお風呂が一番繁殖しやすい場所です。その他クーラーの配管、加湿器、水を環境させる空気清浄機、水槽など、ろ過装置があっても通過してしまいます。
そういった器具は定期的に殺菌・清浄し、「ヌルヌル」が溜まらないように気をつけましょう。
微細な水滴(霧)にも混ざるほど小さいので、それを吸い込んだときに体調が悪かったり、抵抗力が落ちていると感染し発症してしまうことがあります。
レジオネラ菌は病原菌
レジオネラ菌は常在する菌であり、通常であればまず感染はしません。ただ、レジオネラ菌が生息しやすい環境の中で大量に吸い込んだりすると、お子さんや抵抗力の低い高齢者などは感染しやすくなります。
病原菌としてレジオネラ菌が引き起こす病気にはポンティアック熱とレジオネラ肺炎があります。
ポンティアック熱
多量のレジオネラを吸い込んだとき生じる。潜伏期間は1 – 2日で、全身の倦怠感、頭痛、咳などの症状を経て、多くは数日で回復する。(wiki引用)
レジオネラ肺炎
2 – 10日の潜伏期間を経て高熱、咳、頭痛、筋肉痛、悪感等の症状が起こる。進行すると呼吸困難を発し胸の痛み、下痢、意識障害等を併発する。死亡率は15% – 30%と高い。(wiki引用)
今回の事故は、観光客40名がレジオネラ肺炎に罹ったことで被害が大きくなりました。
レジオネラ菌に感染しないためには
24時間風呂などは特に繁殖しやすいのでまめにお湯を交換したり、塩素で殺菌するなど気をつける。ぬるいまま長期間同じお湯を入れっぱなしにしない。
エアコン内部を定期的に清掃する。清掃用の泡スプレーなどでも良いと思います。
超音波式の空気清浄機は専用のクリーナーでときどき清掃する。霧を直接吸い込まない。(加熱式は殺菌されるので安心ですね)
感染して怖いのはレジオネラ肺炎のほうです。抗生物質が効かず、致死率が15~30%ととても恐ろしい肺炎を引き起こしますので、とにかくご家庭でも、水回りのヌルヌルをそのままにさせないことが大事ですね。
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