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てるみくらぶが破産!そこは「格安ツアー」で有名でした。
てるみくらぶは、格安なことで有名でした。独自のコネクションがあるのか、他で空いていなくてもてるみくらぶでなら確保できたり、結構便利で融通もきき、筆者も海外へ行くのに何回か利用したことがあります。
今回、てるみくらぶが破産。負債は151億円の見込みで約36,000件(約99億円)の旅行予約者に影響が出るとのことです。被害者は約9万人に及ぶと言われています。
予約してしまっている方はまず、申込者専用の問い合わせ先が用意されていますのでそちらへ連絡を。
てるみくらぶ申込者の連絡先
申込者向けの問い合わせ先は
お客様専用ダイヤル 03-3499-7555
または、トラブル時などに弁済を請け負う日本旅行業協会
弁済業務委員会事務局 03-3592-1252
上記が、現在てるみくらぶ被害者の方の問い合わせ先となります。とにかく連絡をしてください。
てるみくらぶで旅行予約して全額支払い済みの場合はどうしたらいいか?
支払い方法に大きく左右されます。てるみくらぶでは格安旅行は事前に全額振込みで予約されている方がほとんどだと思いますが、万が一クレジットカードで予約をしている場合には支払予定のクレジットカード会社にもすぐ連絡しましょう。
実際に旅行が開始されたわけではないので、キャンセル処理で済むかと思います。ゴールド以上なら被害を保証してくれるサービスがもともとついているはずですのでまずは専用ダイヤルに電話して状況を説明しましょう。
もし全額振込み済みの場合は、相手が破産しているのであなたは債権者(返済をして貰う権利のある人)ということになります。契約が履行されてない以上、全額返金をしてもらうのが筋ですが、相手が破産してしまった場合は全額は戻ってこないと思ったほうがよいです。
てるみくらぶからどのくらい費用が戻ってくるのか
破産の場合は、裁判所の決定を待たなければいけないので非常に時間がかかります。被害額と手間を考えると、被害額が少額であれば「長期間待ったのにこれだけ?」なんてことも想定しておかなければいけません。泣き寝入りは嫌ですが、手続きの手間を考えると苦労の割に弁済額は割に合わないことも多くなります。
もちろん、被害は個人申込者だけではなく、億単位でてるみくらぶに売掛がある会社もあると思いますのでそういった法人に対しても割り振られて弁済されます。
ですが、あきらめるのも悔しいですね。
弁済額の算定(戻ってくる金額)は、てるみくらぶの残った資産を売却した金額(弁済可能な残金)を債権者の被害額で割って、その割合により返済されることになります。(被害額の◯%というふうに)が そのわずかにでも返済してもらうには、てるみくらぶの債権者としてあなたに請求権があることを証明し、届け出をしないといけません。
ですので、必ず自発的な行動が必要となります。黙っていては1円も戻ってきませんのでまずは連絡を!
安心して旅行をするには
旅慣れている方は個人で航空券も宿泊先も手配して行くことも多いのですが、そういった場合なら航空会社やホテルが倒産しない限り、旅行は継続して行うことができますね。
ですが、言語の問題や習慣の問題、支払いや手続きを考えるとやはり旅行会社に頼むほうが安心ですね。
今回のように旅行会社が破産してしまうというのは、滅多にあることではありませんのでそんなに心配する事件ではないと思います。
全てをまとめて手配してくれる旅行会社の存在はとても便利なもの。
安心して海外旅行をするなら、やはり大手の旅行会社で申し込むのが安心なのかもしれませんね。
一番有名なのはじゃらんです。聞いたことがあるかと思いますが、国内・海外旅行を豊富に取り扱っています。リクルート系の会社ですので何かあったときも安心。
旅行好きなら、Tポイントが溜まり現地通貨で引き出せるキャッシュパスポートカードがおすすめです!
こちらはプリペイドカードなので万が一紛失しても事前に入れた金額しか被害が出ず、無審査で発行できます。
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クレジットカードを持っていて、それで支払いをすれば色々な海外旅行保険がついてくることが多いです。JALのマイルを貯めるならJALカードが便利!マイルもザクザク貯まるし、海外旅行保険も付いているし、JAL予約時にはマイページで座席指定も出来る!
また、海外旅行保険はカードに付帯するものだけでは心配という方には
t@biho(たびほ)という保険専用サイトがおすすめです。こちらではキャンセル保険などいろいろな保険が好みに合わせて細かく作成できます。そして格安です!
今回のような被害に合わないためにもキャンセル保険はかけておきたいものですね。キャンセル保険をかけておくと、直前キャンセルでもその支払額が保証されます。
まとめ
海外旅行では、守ってもらうのではなく自分で守る姿勢が大切。そのためには金銭管理、荷物管理。そして何かあったときのために必ず海外旅行の際には保険が必要です。
日本に住んでいたら気にしなかったことでも、必ず気にする必要が出てきます。例えば、荷物やスマホ、上着などを置いて席を確保する・お店で支払いして財布を手にしたまま外に出る・バッグのファスナーを開けたまま歩く・椅子の背中に荷物をおいておくなど、ちょっとした習慣も見直す必要があります。
日本以上に治安の良い国はないと言っても過言ではありません。
まして言葉が通じなければ被害にあったときに警官に説明もできません。さらに言えば警官でさえ、信用できない国が数多くあるということです。
気をつけて楽しい旅ライフを過ごしたいですね。