取り急ぎ、会見内容を書き起こしてコインチェック側の発言を記入しております。
これまでの解説⇒コインチェックはハッキングされたのか?
不正アクセスにより580億円相当流出
出来る限り顧客保護の対策をする
セキュリティに関しては最優先で行っていた
NEM以外の通貨はハッキングなし
ホットウォレットに入っていた
コールドウォレットは準備中だった
NEM財団に相談したが保護できかねるとの回答
安全を確認でき次第再開、現在未定
保険・金融経験者の従業員により知見を高めていたつもりだった
優先順位を見誤ったことに深く反省
全額戻るのか?⇒NEMの補償も含め対応方法を検討中
ハッキング先=追跡中
顧客データ・保有額等のバックアップはしてある
NEMの被害で決済などに影響があるか⇒現時点では影響なし
暗号鍵を盗まれたので被害通貨がそのまま戻ってくるということはないが、追跡はしている
保護するセキュリティを開発できる人材、能力が充分になかった
金融庁の認可審査が通っていないのはセキュリティの面ではない
1回で送られたのではなくAM3時ごろより継続的に何回も送られた⇒気づくまで8時間半
NEMの残高が大きく減っていることに気がつくまでが8時間半⇒アラートで気がついた
NEMの補償について具体的には?
どこの時点で補償するのか?
他の通貨、キャッシュを補償に当てる可能性は?
他通貨、日本円の出金は?
検討中
隙が甘かった認識はない
マルチシグが出来ていなかったのが知識不足とは思っていない
補償規定はないが責任の有無、範囲、これから検討
日本円だけ引き出せる可能性⇒まだ検討中
CMは気づいた時点で停止している
認可は降りると信じていたのでCMで呼び込んでいた
継続するつもりで検討している
預かり資産、人数、手元資金、資産、公表するか等すべて含めて株主と相談したい
システムはすべて社内、外注はしていない
マルチシグ、やらなければいけない認識はあり予定もしていた
経営者責任、過失については返答を差し控えたい
現時点においてはお客様の資産をどう対応するか最優先で議論したい
NEMを取り扱ったのは国内外で多く取り扱いがあるから
NEM以外の顧客資産が毀損されていることは現在ない
顧客資産が守られることが保障できるわけではないが守られるよう活動している
NEM財団からのサポート内容は市場への影響も大きいので公表を差し控える
優先順位
第一 顧客資産保護
第二 原因調査
第三 今後の対応方針
顧客保護に努めてきたが、今回の事件が起きてしまった。
数字を出すのを嫌がっている人間が要るのか?
⇒株主と相談して出すもの出さないもの判断する
記者会見を開いているのだから大体の数字くらい出すべきでは?
社員は何人いるのか⇒50人
増やす予定は⇒200人(元々増やす予定だった)
数字を出すべきではないというわけではなく株主と認識を合わせて出したいので今出せない
現時点ですることだけして記者会見に望んでいるのでまだ話すべきこと等まとまっていない
ビットコイン・イーサリアム コールドウォレット利用している
ビットコインはマルチシグ利用
NEMはホットウォレットのみ
今回の事件のことは深く反省
社内に変なメール(ウイルス)が届いた報告はない マルウェアも見つかっていない
コインチェックで保存しているNEMのほぼすべてが盗まれている
不信感など印象を与えてしまい反省している
内部犯行の可能性は現時点ではない
想定すべき最悪のケースは
顧客から預かっている資産がお返しできないことと考えている
基本的には最悪にならないと思う
今回皆様をお騒がせしてしまったことを深く深く反省しております。申し訳ございません。
NEMのほぼ全て=100%ではないがほぼ100%。具体的な数字は追って報告させていただきたい。
(会見終わり)