フェイスブックに嫌気が差している人が急増中

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今や、就職ツール・営業ツールでもある、社会人ほいほいのフェイスブック

ところがそのフェイスブックに嫌気が差している人急増中なのだ。なぜか?を、まとめてみた。

反応あって当然の雰囲気

誰かが何かを書き込むと、ダダっと入る「いいね!」だが、最近、ボタンの数が増えたのをご存知だろうか。確かに、訃報のときに読んだことを示したくても「いいね!」では・・という意見が多かったのかもしれないが、ちょっと日本人には抵抗感のある、アメリカーンなマークである。

facebook

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大体、知り合いが大勢「いいよ!」してると、なんとなくいいね!」しないと冷たい人なのではないかと思われそうという、日本人特有のへんな同調意識が出てくるのだ。
結構それ自体がプレッシャーで、逆に、人の顔色ばっかり伺うような仲間に入りたくないというこれまた変なプライドも出てくる。
そう、Facebookは結構、いいね!ボタンだけでも精神的にプレッシャーを与えてくれるのだ。

リア充爆発しろ!

立派な人ほど、下手なことが書けなくなる。つまり、人に羨ましがられるようなことや、「今日の気付き」、「今日の発見」、「名言」、大勢に読まれれば読まれる人ほど、良い言葉しか書けなくなってくるのである。だって「いいね!」もらいたいし、孤独だから共感して欲しいし、立場あるから炎上させたくないし・・・。
そのうち、自慢ばかりになってきて、コメントも「すごいですね」「さすが○○さん!」「見習いますぅ」しかなくなってくるのである。そんな人の自慢ばかり読みたい人も居ない。でもみんなそうだから、なんとなく、普通のことが書けなくなってくる。そう、たまに奮発して言ったレストランの写真とか、有名人に会った話とか・・・。そしてあなたも立派な、リア充投稿にあふれていくのである。

リア充投稿の中に普通投稿をしたところで

もう、あなたがリア充の仲間入りをしてしまったあとで、たまに普通の投稿をしたところで「こいつ平民づらしようとしてるな」とか、「私も普通の人よアピール?」とか、思われがちなのがつらい。

特に、知名度により何万人も友だちがいる人は、もうすでに子供の入学式や、節約術やあまりもの料理の写真などの投稿をしても「庶民」にはなれない。そこでまた「みんなと一緒よアピール?」と思われるだけだ。

もうFACEBOOKから離れるしかないのか?

そんなことはない。FACEBOOKは、確かに便利だし、社会人として世の中の動きを知るにはかかせないツールとなっている。あなたは、自分の社会的立場と、使い方、きちんと決めて使えばいいだけだ。

本物の自分と、ネット上の自分、違っても全然良いのだ。ただし、facebookは実名制だけあって、昔の彼女とか彼氏、先生、バイト仲間、その他いろいろすっかり忘れてた知り合いも読む可能性があるので、下手な言を書いて人間関係が崩れないようにすることを注意したい。

FACEBOOK怖い事件あれこれ

過去にネットで見たニュースとして、一番怖いのは「犯罪者の過去が暴かれる」「犯罪者の友達が見つかる」だろう。

ニュースに加害者、被害者、容疑者、の名前が出た途端、ネット界ではものすごい勢いで検索される。本名で登録しているFACEBOOKの場合、一発でバレる。よほど平凡な名前でない限り、すぐ特定され、その友達、同級生、勤務会社、登録グループ、全てに興味本位の人であふれる。
日本のニュースではたいてい、真っ先に被害者の名前がフルネームで出される。最近では、ニュースでFACEBOOK顔写真がでかでかと載ることも多い。(TV仕事しろ)友達から犯罪者なんか、絶対でないぞ!って人は安心して構わないが、筆者の場合、同級生で無期懲役になったやつもいる。恐ろしいねーーー!
一般人が気をつけたいのは、中高の時にヤンチャしてた人だ。いきなり同級生から「あの頃はマッキンキンの髪の毛で、ケンカばっかして先公殴ってたよなー」なんてコメントが悪気もなく書かれたりするのだ。その後何十年たって立派な社会人になっていたとしても、Facebookのともだちが会社関係の人、お得意先ばかりだったとしても、不幸は急にやって来る。本名登録は本当に怖い。

以上、いろいろなデメリットを並べたけれど、寂しがり屋の筆者はあいかわらずFacebookは読んでいる。「元カノからメッセージこないかな」なんてことは、考えていないのでよろしく。